2拠点生活のすゝめ(2)

 ちょうど隣の若い夫婦のご主人がやはり完全2拠点生活をしています。1週間ごとに東京と奄美を往復しています。ご主人はシュノーケリングが大好きで、奄美へ帰ってくると寒い時期でもウェットスーツ着て、水中バイクを手繰って海へ潜ります。漁業権を持っていますから魚や貝を仕留めます。全くストレスフリーな感じで、きっと都会でもバリバリ仕事ができるんだろうなーと思います。IT系の最先端の仕事をしている様です。

 近くにはお笑いの大御所SMさんの娘IMさんも2拠点生活をされています。昨日もテレビ出てましたけど。家は古い家屋を借りてDIYでかなり補修されたと聞いています。

 2年前、お子様が東京の生活にいまいち馴染めず、中学生と小学生のお子さんと一緒に移住されてきたお母さんがいます。小さな喫茶店を始めました。ご主人は東京と奄美の2拠点生活をしていて、奄美へ来るとPCでその喫茶店で仕事してました。その喫茶店は商売というより「子供達の居場所」であり隣家がゲストハウスの客の「大人の居場所」にもなっています。子供達はしっかり奄美の生活に馴染み、この春めでたく奄美の高校に合格しました。ご主人も東京の1人生活は寂しいのか最近とうとう奄美へ引っ越してきました。今は事務所を探しています。仕事はWebデザイナーのようなことをしているとかで東京の顧客多いみたいです。

 隣家のご主人もそうなのですけれど、インターネット、そしてコロナ社会の経験は仕事のやり方を根本的に変えた気がしています。10年くらい前から奄美もICTサテライトofficeみたいな取組もありましたけどコロナは完全に働き方や社会、そしてコミュニケーションの方法を変えました。地方創生、移住促進と若い人はどんどん地方へ移住する人も増えてきました。その人たちを見てて思うのは、私もそうなんですけど、なんか元気ですよね。現代風かなー。新しい人間像、あと思い切って自分の感覚を大切にしている分愉しそうにも見えます。もちろん失敗したっていいと思います。やり直しのきく社会にしないといけないと思います。

 

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