奄美に移住してから、関東(一部熊本も含む)から5組の友人が奄美へ遊びにやって来た。世界自然遺産に登録されてから増えてきたようだ。2泊3日のパックツアーで来る人が多いが、奄美を堪能するには時間が足りない。できれば田舎の民泊とかで1週間くらい過ごすと奄美らしさが体感できるのだが。
今回来た友人はは加計呂麻島に行きたいとリクエストしてきた。いいチョイスである。日程を3泊4日としてもらった。でないと加計呂麻島までは無理である。埼玉と熊本から来島。鹿児島空港と成田からで奄美空港13:30に落ち会った。今年8月に高校バレー部の同窓会が埼玉であり、そこで私が奄美紹介したことに2人が乗ってくれて今回の来島となった。遠くから、ようこそ奄美へ来てくださいました。
私は前もって買ってあったポキ丼を持って空港で出迎えた。初日の時間は限られているので私の車で北部笠利地域を案内することにした。多くの場合最初に観光バスが立ち寄る「あやまる岬」へ案内した。そこでポキ丼(ハワイ発祥らしい朝漁り魚と海藻の醤油マヨのずけ丼)を食し少々のアルコールで、先ずは奄美10景の壮麗な海岸線と遠くに見える喜界島を堪能してもらう。その後奄美で最も美しい海岸と言われる土盛海岸を案内する。女性客が必ず立ち寄る観光スポットであり、あまりの景色の美しさにこの海岸専門に撮影するプロの写真家もいる。
もう10月中ばで少し陽も短くなってきているので、先を急ぐ。当初から先輩後輩が見たいと言っていた「田中一村美術館」に案内する。一村は生前画壇に一切与することなく、奄美を最後の住処として移住し奄美の最も奄美らしい植物などの画風を確立した孤高の日本画家である。しかしその才能は生前は一切認められることはなかった。 NHKのプロデユーサーが発掘しテレビで放送されることにより、全国に知れ渡ることとなった。亜熱帯の奄美のみすぼらしい借家で裸で絵に向き合う一村の姿を何かの機会で見た人は多いのではなかろうか。先輩と後輩はいたく感動し一村の絵を鑑賞した。ただ残念なことに丁度上野東京都立美術館で「田中一村展」が開催中とのことで肝心の有名な絵はレプリカであった。先輩は東京に戻ったらまた本物を見にいくと言っていた。
笠利にはとても素敵なビーチが多くあって、他に何ヶ所も案内したかったけれど、初老の男3人でハートロックを観に行った後、名瀬のホテルに5時には到着したかったので、ホテルに向かった。続きは(2)へ
