妻は2拠点生活ですが、毎月奄美に来るのを愉しみにしています。約20日間は埼玉で仕事と介護をして10日くらいを奄美で過ごすという生活を送っています。事務仕事と早朝宅配仕分けのダブルワークをしてますが、体の芯が丈夫というか楽観主義というか愉しそうに東京奄美を毎月往復してます。母親は90歳で癌を3回してますが奇跡的に回復、足の不自由さはあるものの妻の留守を守れるくらい元気で暮らしているので「介護」というのも正確ではないかもですが。妻は本当は凄く大変で年々負担感が増えてることを十分承知していますが、妻の逞しさと強さに支えられ私は奄美生活をさせてもらっています。感謝しています。
妻は、最初は綺麗な海を散歩したりシュノーケリングしたりするのが愉しみだったといいます。次にすぐ見つけた楽しみが近所の人と酒を飲んで歌ったりおしゃべりしたりすることでした。そのうちに海の見えるグランドゴルフ場で親しくなった人達とプレーする愉しみを見つけました。最近は必ず女子会をするようになりました。
妻にとっての2拠点生活は、「自分へのご褒美」と言っています。妻は私を遥かに凌ぎ奄美に馴染み、友人を多く作り2拠点生活満喫しております。
私は最初は半2拠点生活から始めたのですが最近は奄美に居着いてます。奄美を抜け出して東京大阪に頻繁に通って旅行者気分だったのが嘘のよう。島に馴染むまでには相当な時間がかかりましたが、詳しくは別の機会に書きます。
2拠点生活、それは現代の生きる上で重要な選択肢です。廉価で移動できますし、都会の異常気象も気になります。自分なりの新しい生活スタイルでより価値ある人生を生きるきっかけになります。都会離れはさらに加速するでしょう。「ゆったりとした生活」「自分の再発見」「自分らしい生活をする」ために私たちは知恵を絞らなければなりません。
