雲上の人(2)2024/12/21

 雲上の飛行機の中で書いています。年末年始は今年も昨年に引き続き、関東で過ごすことにしました。専門学校も冬休みだし、友達、親戚にも会いたいですしね。今年の年始を妻の母とその友人、妻と4人で三が日を群馬の初穂カントリークラブにある白沢高原温泉ホテルで過ごしたのだけれど、今年もそのスケジュールでいきます。

 最初に取った航空チケットは12/27だったのですけれど、手数料を払って12/22に変更したのです。色々白寿祝いやら、高校部活の飲み会とか、数人の友人とも会う予定もありスケジュールを前倒しにせざるを得なかったのです。

 飛行機の中は結構ゆっくりできるのと、前に書きましたが「雲上の人」になってみると、世界が俯瞰して見えるというか、思いっきりドラえもん「どこでも扉?」の様に世界をワープした様で、色々雲の上で考えることは多いです。一瞬でも人は11900mの高度を飛行していると、普段と違った脳細胞が働き始める高揚した感じがありますね。

 元々飛行機は大嫌いでした。一番酷いときは新幹線に乗るのも憚れる位の乗り物嫌いだったのですけれど、今では1年間で奄美と東京6往復くらい、大阪が2往復くらいしています。あとバリ島へ何回も行ったとき、ビジネスクラスの高い料金を払って行ったのですが、飛行機に慣れたばかりか苦手意識を克服できたみたいです。今は飛行機が大好きになったと言っても良いくらいです。変わるもんですね。

 今は、結局のところ奄美と埼玉の2拠点生活っぽくなっているとも言えますが、人は旅をする様にできているんだろうかなあ?と思うことがありますね。1箇所にずっと居ると煮詰まってくることは多いのだと思います。そのタイミングになったら思いっきり違う場所に移動してみると、気持ちがスッキリして解放されるというのは実際あるのだと思います。それが旅の効用ですね。

 そんな風なことで結局関東に帰ってみると、のんびりするどころか、人と会って忙しく動き回っていることが多いのです。今もそんなことを考えていて、おばさんの白寿のお祝いの言い出しっぺなものですから、挨拶何を喋ろうかなどと考えたり、ときがわ町にある「トカイナカハウス」はどんなところだろうか?など忙しく頭が回転しています。

 「雲上の人」はいつもいい感じです。11900mは当然「雲上」なのでいつも晴れていますね。雲が下にあって空は真っ青なので「空飛ぶ絨毯」の様ないい気持ちです。私は音楽配信Spothifyでダウンロードした音楽を聴きながら時間を過ごすことが多いです。今回聴いているのは懐メロになっちゃいますけど、「渡辺美里」「安全地帯」「鈴木聖美」「来生たかお」おー古いなー!しかし私はすでに還暦過ぎているのだからこんなものを聞いているわけです。

 ツラツラ書いていると伊豆諸島の上空あたりに来ていることに気づきました。飛行機は高度を徐々に下げ始めます。いやいや実はもっと来ていました。もう下降体制に入っているのでトイレに行こうとしたらCAに制止されてしまいました。もう成田が近かったのですね。飛行機は早いですね。時間もあっという間に経って、もう九十九里辺りの上を飛んでいました。急降下し始め耳が痛くなってきました。雲に突っ込むとかなり揺れます。

 まとめに入ります。皆さん「旅をしましょう」電車でも自動車でも、できたら飛行機おすすめです。気持ちいいし、いくらか優雅な時間を過ごせます。それが私に取っての「雲上の人」の感じなのです。

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