パートナーと一緒に移住するとそれだけで、移住がうまくいく可能性は上がります。色々な困難や障害、思っていたことと違うことは当然にあるので、パートナーと一緒に乗り越くことはとても大事だと思います。
私は単身で移住しましたので、最初は相当にきつかったですよ。それも還暦越えて移住だったので、「順応性」と言う点で圧倒的に不利でした。もう頭が固いですからね。親戚も知人も縁も所縁も無い島に引っ越すのには相当覚悟が要りましたね。周囲も3ヶ月で帰って来るに決まってるって言う人が多かった。但し私はバリ島へ本気で移住する気で始めた話なので、言葉も通じない外国に比べれば、奄美大島はかなりの覚悟はできていた訳です。
単身で若い女性でやって来る人は多いかも知れませんね。けど帰っていく人が多い気がします。やっぱりきついんですね。憧れだけではどうしようもありません。生活をするためのお金を稼ぐ手段の選択肢は相当に少ないですしね。産業がないのですよ。島に来てどっかに就職しようと思ってもそんなに仕事はありませんし、あっても十分な賃金は望めません。その中でどうやって生活基盤を整えるかという問題は最大の課題です。ご想像の通りです。
私の場合は年金を主な収入にしていますが、あと数年企業年金がありますので、何とかってとこですけど、副収入、副業で今後は企業年金終了に備えなければなりません。今は専門学校の非常勤職員、関東の家の家賃収入で回しています。あとキャリアカウンセラーの仕事をしたいのですが・・・。
コロナでつくづくと感じたのですが、これからはオンラインで場所を選ばない仕事の構築をした上で、奄美へ移住して来るのが理想的だと思います。コロナで会社行かなくても仕事ができるってみんなわかっちゃったじゃないですか。お隣さんもご主人は都会で会社を経営されておられますが、2拠点生活をしながら、島へ来てもパソコンで仕事できているみたいです。
オンラインで副業というのは、もう都会でも先生業とかは既にやっている方は多いですし、移住後の生活の構築はそれ無しにはあり得ないように思います。コロナ時は正規の社員も会社に行かないで仕事をしてましたし、働く環境としてはオンラインという点を考慮すれば、日本全国どこでも出来るかも知れません。都会で十分仕事の下地を作った上で、移住を実行するような方はこれから増えていくかも知れません。