高校排球部先輩後輩が奄美来島(4)

 少し長くなっていますが続きを書きたいと思います。看護福祉専門学校の講義の後、そこから比較的近くにある日本第2のマングローブ林に行ってみることにしました。10kmくらい走るでしょうか?そのすぐそばが「マングローブ公園道の駅」になっていて、3年前奄美が世界自然遺産に指定されたことに伴ってそこに「世界自然遺産ジオラマ」の展示館ができました。無料なのです。そこを2人には十分観覧して頂きました。奄美の森や動物を再現したジオラマの形式になっていて、全体は森の中の暗さを表現し、ライトアップしたり音声を聴く形で奄美を実感してもらう展示になっています。奄美の黒うさぎやハブ、ルルカケス、独特な木や植物、世界遺産に指定されるに至った背景がよくわかります。

 その後、私はマングローブ林をカヌーを漕いで実際に目で見て欲しい、と思っていましたが潮の干潮が微妙である時間帯でしかマングローブのトンネルに漕ぎいることは不可能です。私も忙しくて、その時間の確認はしないままでした。前日も全員酔っ払っていましたので「まあ行き当たりばったりでいいんじゃない」という言葉に甘え、私は何の下準備もしなかったのです。マングローブ「峠の茶屋」に直接行き、展望台から潮の干潮の具合を眺めてみました。何とか海水は入っている感じです。茶屋の主人に聞いてみたら「ギリギリ入れる感じかな」と言われました。私は急いで3人分のカヌー料金を支払い、船着場へ向かいました。潮が引き始めているので間に合うのか心配でした。

 I先輩は高齢に関わらず、櫂の捌きは上手かったです。私は過去2度やってますので何とかっつー感じです。K君はバレー部のセッターで一番運動神経がいいはずなのな、昨日のゲロゲロの影響なのか今一つ、オールの捌きがピリッとしません。

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